ふるさと納税で人気の返礼品「水」。数ある選択肢の中から、どれが一番お得か迷っていませんか?
この記事では、2025年最新情報をもとに、水の還元率を徹底調査したランキングTOP10を大公開します。
さらに、還元率の正しい計算方法から、容量や品質まで含めた「本当に得する水」の選び方を専門家が解説。
あなたの寄付を最大限に活かす、コスパ最強の一品が必ず見つかります。
1. ふるさと納税の水返礼品 還元率ランキングTOP10

数あるふるさと納税の返礼品の中でも、水は生活必需品であることから非常に人気が高いジャンルです。
毎日飲むものだからこそ、品質とコストパフォーマンスにはこだわりたいもの。
ここでは、2025年の最新情報に基づき、市場価格から算出した「還元率」を徹底比較し、
本当にお得な水の返礼品をランキング形式でご紹介します。
大容量で備蓄に最適なものから、希少価値の高い名水まで、
あなたのライフスタイルに合った一品がきっと見つかります。
※本記事で記載している還元率は、市場価格を基に算出した目安です。
市場価格の変動や、各ふるさと納税サイトのキャンペーン等により、実際の還元率は変動する可能性があります。
1.1 1位 霧島の天然水 2L×12本(宮崎県都城市)
堂々の1位に輝いたのは、宮崎県都城市が提供する「霧島の天然水」です。
霧島連山に降り注いだ雨水が、長い年月をかけて自然ろ過された高品質なナチュラルミネラルウォーター。
圧倒的なコストパフォーマンスと大容量で、ふるさと納税の水返礼品における不動の人気を誇ります。
硬度がおよそ38mg/Lの軟水で、口当たりがまろやかで非常に飲みやすいのが特徴。
日常的な水分補給はもちろん、お米を炊いたり、出汁をとったりする料理用としても最適です。
また、赤ちゃんのミルク作りにも安心して利用できるため、子育て世帯からの支持も厚いです。
災害用の備蓄水やローリングストックとしても大変重宝する、まさに万能な一品です。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
5,000円~ | 2L×12本(計24L) | 50%前後 | 軟水・シリカ含有・圧倒的コスパ |
1.2 2位 富士山の天然水 500ml×24本(静岡県富士宮市)
日本が世界に誇る名峰、富士山。その麓、静岡県富士宮市から届く「富士山の天然水」が2位にランクインしました。
玄武岩層を通り抜けることで、バナジウムをはじめとするミネラルが豊富に溶け込んでいるのが最大の特徴です。
持ち運びに便利な500mlサイズなので、外出先での水分補給や、オフィス、
スポーツジムなど様々なシーンで活躍します。
すっきりとクリアな味わいの軟水で、後味にクセがなくゴクゴク飲めます。
健康や美容に関心が高い方から特に人気を集めており、有名ブランドの採水地としても知られているため、
品質に対する安心感も抜群です。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
6,000円~ | 500ml×24本(計12L) | 45%前後 | 軟水・バナジウム含有・携帯性 |
1.3 3位 阿蘇の天然水 2L×10本(熊本県阿蘇市)
世界有数のカルデラを誇る阿蘇山が育んだ、熊本県阿蘇市の「阿蘇の天然水」。
広大な自然の中で磨かれた天然水は、美容と健康のミネラルとして注目される
「シリカ」を豊富に含んでいることで知られています。
おいしさと健康成分を両立させたい方におすすめの返礼品です。
口当たりは柔らかく、ほのかな甘みを感じさせる上品な味わいが特徴。
毎日の飲用はもちろん、この水で淹れたお茶やコーヒーは格別との声も多く聞かれます。
2Lボトルが10本と、ご家庭で使いやすい量なのも嬉しいポイントです。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
6,000円~ | 2L×10本(計20L) | 43%前後 | 軟水・高濃度シリカ含有・まろやかな味わい |
1.4 4位 白神山地の天然水 500ml×48本(青森県西目屋村)
世界自然遺産・白神山地のブナ原生林が育んだ、青森県西目屋村の「白神山地の天然水」。
手つかずの自然が残るこの地で採水される水は、非常に希少価値が高いことで知られています。
48本という大容量の500mlペットボトルセットは、高い還元率を実現しており、
日常使いから備蓄まで幅広く対応できます。
超軟水に分類されるほど硬度が低く、体にすーっと染み渡るような優しい口当たりが魅力。
素材の味を最大限に引き出すため、プロの料理人からも支持されています。
特別な一杯を楽しみたい時や、大切な方へのおもてなしにも最適です。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
12,000円~ | 500ml×48本(計24L) | 42%前後 | 超軟水・世界自然遺産の水・大容量 |
1.5 5位 南アルプスの天然水 2L×8本(山梨県北杜市)
山梨県北杜市から届く「南アルプスの天然水」は、多くの人に愛される定番のミネラルウォーターです。
南アルプス・甲斐駒ヶ岳の麓で採水され、花崗岩層で磨かれた水は、キレが良くすっきりとした後味が特徴。
誰もが知るブランドの安心感と、安定した品質が人気の理由です。
バランスの取れたミネラル成分を含んだ軟水で、シーンを選ばずに楽しめます。2Lボトルが8本と、
保管場所に困りにくい程よい量で提供されていることが多く、一人暮らしの方や、
まずはお試しで頼んでみたいという方にもおすすめです。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
5,000円~ | 2L×8本(計16L) | 40%前後 | 軟水・有名ブランド・すっきりした味わい |
1.6 6位 大山の天然水 500ml×30本(鳥取県大山町)
中国地方の名峰、鳥取県の大山(だいせん)。
その雄大な自然が育んだ「大山の天然水」は、西日本を代表する名水の一つです。
30本セットという、多すぎず少なすぎない絶妙なボリューム感が魅力で、家庭でのストックにも便利です。
バランスの取れたミネラル構成の軟水で、雑味がなくクリアな飲み口が特徴。
毎日の水分補給に飽きがこない味わいです。500mlサイズなので、
家族それぞれがマイボトル代わりに持ち歩くのにも適しています。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
7,000円~ | 500ml×30本(計15L) | 39%前後 | 軟水・西日本の名水・クリアな飲み口 |
1.7 7位 六甲のおいしい水 2L×9本(兵庫県神戸市)
長年にわたり愛され続けているブランド「六甲のおいしい水」。
兵庫県神戸市の返礼品として、その信頼の味を手に入れることができます。
花崗岩層でじっくりとろ過された水は、口当たりが良く、飲み飽きないおいしさが自慢です。
硬度約32mg/Lの軟水で、日本人の味覚に合った味わい。
料理に使えば素材の味を引き立て、お茶やコーヒーの風味を損ないません。
馴染みのあるブランドを選びたいという方にぴったりの返礼品です。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
6,000円~ | 2L×9本(計18L) | 38%前後 | 軟水・定番ブランド・安定の品質 |
1.8 8位 屋久島の天然水 500ml×24本(鹿児島県屋久島町)
世界自然遺産の島、屋久島。
その豊かな自然が生んだ「屋久島の天然水」は、非常に希少性の高い返礼品です。
硬度が約10mg/Lという驚異的な超軟水で、体に染みわたるような、とろりとした口当たりが最大の特徴。
不純物が極めて少なく、非常にピュアな水質を誇ります。
そのまろやかさは、ウイスキーの水割りやお茶を淹れる際に真価を発揮し、
素材の持つ本来の香りと味を最大限に引き出してくれます。
特別な水を味わってみたいという方におすすめです。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
10,000円~ | 500ml×24本(計12L) | 37%前後 | 超軟水・世界自然遺産の水・希少性 |
1.9 9位 奥大山の天然水 2L×6本(鳥取県江府町)
鳥取県江府町(こうふちょう)が提供する「奥大山の天然水」は、
西日本屈指のブナの原生林が広がる奥大山で採水されています。
高品質で知られる有名ブランドの水でありながら、6本という少量から試せる手軽さが魅力です。
硬度約21mg/Lの軟水で、すっきりとしながらも、ほのかな甘みを感じられる上品な味わい。
初めてふるさと納税で水を選ぶ方や、保管スペースが限られている方にも最適な返礼品と言えるでしょう。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
4,000円~ | 2L×6本(計12L) | 36%前後 | 軟水・有名ブランド・少量でお試し可能 |
1.10 10位 立山の天然水 500ml×20本(富山県立山町)
北アルプス・立山連峰の雪解け水が源流となっている、富山県立山町の「立山の天然水」。
万年雪をいただく雄大な山々で、長い時間をかけて自然ろ過された清冽な水です。
20本セットというコンパクトな単位で、北陸の名水を気軽に楽しめます。
ミネラルバランスに優れた軟水で、キリっとした爽快な飲み心地が特徴です。
運動後の水分補給や、お風呂上がりの一杯にもぴったり。
立山の豊かな自然に思いを馳せながら、その恵みを味わってみてはいかがでしょうか。
寄付金額 | 内容量 | 還元率(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
6,000円~ | 500ml×20本(計10L) | 35%前後 | 軟水・北アルプスの水・爽快な飲み心地 |
2. ふるさと納税で水を選ぶ際の還元率計算方法

ふるさと納税で水を選ぶ際、多くの方が気になるのが「どれだけお得か」という点ではないでしょうか。
そのお得さを客観的に測るための指標が「還元率」です。
還元率を正しく計算することで、寄付金額に対してどれくらいの価値の返礼品が受け取れるのかが明確になり、
より満足度の高い選択ができます。
この章では、誰でも簡単にできる還元率の計算方法から、正確な数値を導き出すための調査のコツまで、
詳しく解説していきます。
2.1 還元率の基本的な計算式
ふるさと納税における還元率は、以下の計算式で算出するのが基本です。
特に水のような重たい返礼品は送料が重要な要素となるため、必ず送料を含めて計算しましょう。
還元率(%) = (返礼品の市場価格 + 送料) ÷ 寄付金額 × 100
この計算式を正しく使うために、それぞれの項目が何を指すのかを理解しておくことが大切です。
項目 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
返礼品の市場価格 | 返礼品と同一の商品が、Amazonや楽天市場などのECサイトでいくらで販売されているかという実売価格。 | 希望小売価格ではなく、実際に購入できる価格を調べます。セール価格は除き、通常時の価格を参考にしましょう。 |
送料 | 市場価格を調査したECサイトで、その商品を自宅(例:東京都)へ配送する場合にかかる送料。 | 水は重量があるため送料が高額になりがちです。「送料無料」と表示されていても、その分が商品価格に含まれている場合が多いため、送料別の商品の価格+送料で考えるのが正確です。 |
寄付金額 | あなたがその返礼品を受け取るために自治体へ寄付する金額。 | ふるさと納税サイトに表示されている金額そのものです。 |
例えば、寄付金額15,000円で「天然水2L×12本」という返礼品があったとします。
同じ商品がECサイトで3,000円、自宅までの送料が1,200円だった場合の還元率は以下のようになります。
計算例:(3,000円 + 1,200円) ÷ 15,000円 × 100 = 28%
なお、総務省はふるさと納税の返礼品について「調達に要する費用の合計額を寄付金額の3割以下とすること」
という基準を設けています。
そのため、極端に高い還元率になることは基本的にありません。
この基準を理解しておくと、より現実的な視点で返礼品を比較できます。
参考: 総務省 ふるさと納税のしくみ
2.2 水の市場価格調査のポイント
還元率の計算で最も手間がかかり、かつ重要なのが「市場価格」の調査です。
正確な市場価格を把握するために、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 複数の大手ECサイトで比較する: Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなど、複数のサイトで同じ商品の価格を調べましょう。サイトによって価格や送料設定が異なるため、1つのサイトだけで判断するのは避けるべきです。
- 同一商品を正確に特定する: ブランド名だけでなく、内容量(例: 500ml, 2L)、本数(例: 24本, 48本)、パッケージデザインまで完全に一致しているかを確認してください。リニューアル前後でJANコードや価格が異なる場合があります。
- 通常販売価格を参考にする: タイムセールや数量限定の特別価格、クーポン適用後の価格ではなく、いつでも購入可能な「通常価格」を基準にします。価格変動が激しい場合は、過去数週間の平均的な価格を参考にすると良いでしょう。
- 「公式ストア」の価格をチェックする: メーカーの公式サイトや公式オンラインストアがある場合は、そこの販売価格が最も信頼できる基準の一つとなります。
これらのポイントを踏まえて調査することで、より実態に近い市場価格を把握でき、
還元率の精度を高めることができます。
2.3 送料込みで比較する重要性
水の返礼品を選ぶ上で、送料を考慮することは他の返礼品以上に重要です。
なぜなら、水は「重量物」であり、配送コストが商品価格に対して大きな割合を占めるからです。
例えば、同じ寄付金額10,000円で、2つの異なる自治体から水の返礼品があるとします。
比較項目 | A市(隣県)の返礼品 | B町(遠隔地)の返礼品 |
---|---|---|
商品市場価格 | 2,500円 | 2,500円 |
想定送料 | 800円 | 1,500円 |
実質的な価値 | 3,300円 | 4,000円 |
還元率 | 33% | 40% |
上記のように、商品の市場価格が同じでも、配送元の地域によって送料が大きく異なるため、
還元率に差が生まれます。
一見すると同じような返礼品でも、送料まで含めた「実質的な価値」で比較することで、
本当にお得な選択肢が見えてきます。
特に、沖縄や北海道、離島などの遠隔地から取り寄せる場合は送料が高くなる傾向があります。
返礼品を選ぶ際には、その自治体がどこにあるのかを地図で確認し、ご自身の住所までの送料を意識することが、
賢いふるさと納税の第一歩と言えるでしょう。
3. 本当に得する水の選び方のポイント

ふるさと納税で水を選ぶ際、多くの人がまず「還元率」に注目します。
しかし、還元率の高さだけで選んでしまうと、「味が合わなかった」「保管場所に困った」
といった後悔につながる可能性があります。
本当の意味で「得した」と感じるためには、還元率という数字の向こう側にある、
品質や利便性といった多角的な視点を持つことが不可欠です。
ここでは、あなたのライフスタイルに最適な水を見つけるための、
4つの重要な選び方のポイントを詳しく解説します。
3.1 還元率だけでなく品質も重視する
毎日飲む水だからこそ、その「品質」にはこだわりたいものです。
同じ「天然水」という名前でも、採水地や成分によって味や口あたりは大きく異なります。
品質を見極めるための具体的なポイントを見ていきましょう。
3.1.1 採水地と水源の安全性
水の品質を左右する最も大きな要素が「採水地」です。
富士山、南アルプス、阿蘇、霧島など、日本には名だたる水源地が数多く存在します。
豊かな自然環境に育まれた水は、雑味がなくスッキリとした味わいが特徴です。
返礼品情報で採水地を確認し、その地域の自然環境や水質管理体制について少し調べてみると、
より安心して選ぶことができます。
3.1.2 硬度の違い(軟水・硬水)と用途
水の味を決定づける指標の一つが「硬度」です。
硬度とは、水1リットルあたりに含まれるカルシウムとマグネシウムの量を数値化したもの。
日本の水道水や国産ミネラルウォーターのほとんどは、口あたりがまろやかで飲みやすい「軟水」に分類されます。
赤ちゃんのミルク作りや、お米を炊いたり出汁をとったりする和食には、素材の味を邪魔しない軟水が最適です。
一方、ミネラル補給を目的とする場合や、洋風の煮込み料理、
パスタを茹でる際には「硬水」が適していることもあります。
自分の主な用途に合わせて硬度を選ぶことが、満足度を高めるコツです。
分類 | 硬度の目安(WHO基準) | 特徴 | おすすめの用途 |
---|---|---|---|
軟水 | 0~60mg/L未満 | 口あたりがまろやかで、のどごしが良い。浸透しやすく、素材の味を引き出す。 | 飲用、お茶・コーヒー、炊飯、和風だし、赤ちゃんのミルク |
中硬水 | 60~120mg/L未満 | 軟水と硬水の中間。飲みやすさとミネラル分のバランスが良い。 | 飲用、洋風料理全般 |
硬水 | 120~180mg/L未満 | ミネラルが豊富で、しっかりとした飲みごたえがある。肉の臭み消しなどに。 | ミネラル補給、スポーツ後の水分補給、肉料理の煮込み、パスタ |
非常な硬水 | 180mg/L以上 | 強い苦味や風味を感じることがある。便通改善が期待されることも。 | 健康・美容目的での飲用(少量から試すのがおすすめ) |
3.1.3 ミネラル成分と非加熱処理の有無
健康や美容を意識するなら、シリカ(ケイ素)、バナジウム、サルフェートといった特定の
ミネラル成分に注目するのも良いでしょう。
これらの成分は美容業界でも注目されており、付加価値の高い水として人気があります。
また、天然水本来の風味や溶存酸素を保つ「非加熱処理」の水もおすすめです。
徹底した品質管理のもとでフィルター除菌のみを行った水は、自然の恵みをそのまま味わうことができます。
3.2 容量とパッケージの違いによる比較
次に注目すべきは、水の「容量」と「パッケージ」です。
これらは日々の使い勝手や保管のしやすさに直結する重要な要素。
ご自身のライフスタイルを想像しながら、最適なものを選びましょう。
3.2.1 ペットボトル(500ml・2L)のメリット・デメリット
最も一般的なのがペットボトルです。500mlサイズは持ち運びに便利で、外出時や職場での水分補給に重宝します。
2Lサイズは家庭での日常使いや料理用に最適で、冷蔵庫での保管もしやすいでしょう。
ただし、大量に届くと保管スペースを圧迫し、飲んだ後のゴミがかさばるというデメリットも考慮する必要があります。
3.2.2 バッグインボックス(BIB)の利便性
近年人気が高まっているのが、段ボール箱の中に大容量(10Lや20Lなど)の水が入った
「バッグインボックス(BIB)」です。
コックをひねるだけで手軽に水を使え、ウォーターサーバーのような感覚で利用できます。
使用後は容器を小さく折りたためるため、ゴミが格段に少ないのが最大の魅力。
省スペースで保管でき、災害時の備蓄水としても非常に優秀です。
パッケージ | メリット | デメリット |
---|---|---|
ペットボトル (500ml) | ・携帯性に優れる ・外出先やスポーツ時に便利 ・衛生的 | ・1本あたりの単価は割高になりがち ・ゴミが多く出る |
ペットボトル (2L) | ・家庭での日常使いに丁度良い ・冷蔵庫で冷やしやすい ・比較的安価 | ・持ち運びには不向き ・消費後のゴミがかさばる |
バッグインボックス (BIB) | ・大容量でコスパが良い ・ゴミが少なく環境に優しい ・省スペースで保管可能 ・備蓄用に最適 | ・設置場所が必要 ・開封後は早めの消費が推奨される ・冷蔵庫での冷却は難しい |
3.3 賞味期限と保存方法の確認
ふるさと納税の返礼品として届く水は、日常的な消費だけでなく、
万が一の事態に備える「備蓄」としても大きな役割を果たします。
3.3.1 災害備蓄とローリングストック法
ミネラルウォーターの賞味期限は、製造から2年~5年程度と比較的長いものが多く、
災害への備えとして非常に有効です。
特に、定期的に届くふるさと納税の水は「ローリングストック」を実践するのに最適です。
ローリングストックとは、備蓄品を日常生活で消費しながら、使った分だけを新しく買い足していく方法。
これにより、常に新鮮な備蓄を確保し、いざという時に賞味期限が切れているという事態を防げます。
3.3.2 必要な備蓄量の目安
災害時の備蓄として必要な水の量は、「1人1日3リットル」が目安とされています。
これは飲料水だけでなく、調理に使う水も含めた量です。
例えば4人家族の場合、最低3日分を備えるなら「4人 × 3L × 3日 = 36L」が必要となります。
この量を基準に、ご家庭に合った量の返礼品を選びましょう。
詳しくは、政府広報オンラインの防災情報なども参考にしてください。
3.3.3 正しい保存方法
水は品質が変化しにくいですが、保存環境によっては風味が損なわれることがあります。
段ボール箱に入ったまま、直射日光が当たらない風通しの良い冷暗所で保管するのが基本です。
また、灯油や防虫剤など、匂いの強いものの近くに置くのは避けましょう。
3.4 リピート可能性を考慮した選び方
ふるさと納税は一度きりではなく、毎年利用する方が多い制度です。
「来年もまたこの返礼品を選びたい」と思えるかどうか、という視点も大切にしましょう。
3.4.1 味や使い勝手の好み
毎日飲む水だからこそ、最終的には「自分の口に合うか」が最も重要です。
硬度やミネラル成分のデータも参考にしつつ、実際に飲んでみて「おいしい」と感じられる水を
見つけることができれば、来年以降の返礼品選びがぐっと楽になります。
バッグインボックスの使い勝手や、ペットボトルのラベルの剥がしやすさといった細かな点も、
リピートしたくなるかどうかの判断材料になります。
3.4.2 レビューや口コミの活用
実際にその返礼品を受け取った人の声は、何よりの判断材料です。
各ふるさと納税サイトに掲載されているレビューや口コミには、公式サイトの情報だけでは分からない
リアルな感想が満載です。
「想像よりスッキリしていて飲みやすい」「配送が早くて助かった」「段ボールが頑丈で保管しやすい」
といったポジティブな意見だけでなく、「箱が潰れて届いた」「思ったより場所を取る」
といったネガティブな意見も参考にすることで、より納得のいく選択ができます。
3.4.3 自治体への共感と応援
ふるさと納税は、寄付を通じて地域を応援する制度です。
その水の採水地の自然を守る取り組みや、自治体の活動に共感できれば、返礼品を受け取る喜びも一層深まります。
自分が応援したいと思える自治体を見つけることも、満足度の高いふるさと納税につながるでしょう。
4. 地域別おすすめ天然水の特徴

ふるさと納税で選べる天然水は、日本全国の豊かな自然が育んだ個性あふれるものばかりです。
採水地によって水の硬度や含まれるミネラル成分、そして味わいが大きく異なります。
ここでは、主要な地域ごとの天然水の特徴を詳しく解説します。
ご自身の好みや用途に合った水を見つけるための参考にしてください。
4.1 九州地方の天然水の特徴
九州地方は、霧島連山や阿蘇山といった活火山が多く点在する地域です。
そのため、火山活動によって形成された地層で磨かれた、ミネラル豊富な天然水が多いのが最大の特徴です。
特に、美容や健康分野で注目を集めるミネラル「シリカ(ケイ素)」を高濃度で含む銘柄が多く、
健康志向の方から絶大な人気を誇ります。
味わいは、ミネラルを豊富に含みながらも口当たりがまろやかで飲みやすい軟水が中心です。
毎日の水分補給はもちろん、お米を炊いたり、出汁をとったりするのにも適しています。
代表的な採水地 | 主な特徴・成分 | 硬度の目安 |
---|---|---|
霧島(宮崎県・鹿児島県) | シリカやバナジウム、サルフェートなど希少ミネラルを豊富に含む。コクがありながらも、まろやかで飲みやすい。 | 中硬水~軟水 |
阿蘇(熊本県) | 広大なカルデラが育んだ、ミネラルバランスに優れた天然水。すっきりとクリアな味わいで、ゴクゴク飲める。 | 軟水 |
屋久島(鹿児島県) | 世界自然遺産の島の花崗岩でろ過された、非常に純度の高い水。硬度が極めて低い「超軟水」で、雑味がなく体にすっと染み渡るような感覚。 | 超軟水 |
4.2 関東・甲信越地方の天然水の特徴
富士山や南アルプス、奥秩父など、日本を代表する名峰が連なるこの地域は、まさに天然水の宝庫です。
標高の高い山々に降った雪や雨が、長い年月をかけて幾重にも重なる地層を通り抜けることで、
自然にろ過された清冽な水が生まれます。
クセがなく、すっきりとした味わいの軟水が主流で、誰にでも好まれる飲みやすさが魅力です。
特に富士山麓で採水される水は、玄武岩層を通過する過程で「バナジウム」というミネラルを
含むことで知られています。
また、南アルプスの水は花崗岩層で磨かれることで、キレのある爽やかな味わいとなります。
代表的な採水地 | 主な特徴・成分 | 硬度の目安 |
---|---|---|
富士山周辺(山梨県・静岡県) | 健康成分として注目されるバナジウムを含有。すっきりとした飲み口で、常温でも美味しく飲める。 | 軟水 |
南アルプス(山梨県) | 甲斐駒ヶ岳などの花崗岩層で磨かれた、キレのある爽快な味わい。ミネラルバランスが良く、後味もすっきり。 | 軟水 |
奥秩父(埼玉県) | 硬度が比較的低めで、口当たりが非常に柔らかい。赤ちゃんのミルク作りや、繊細な味わいの日本茶を淹れるのにも最適。 | 軟水 |
4.3 関西・中国地方の天然水の特徴
関西・中国地方では、六甲山系や中国山地の豊かな自然が育んだ、良質な天然水が採水されます。
この地域の水は、古くから「名水」として知られ、灘の酒造りに代表されるように、
様々な食文化を支えてきた歴史があります。
全国的には軟水が多い中で、六甲山系の水はカルシウムやマグネシウムを適度に含んだ
「中硬水」に分類されることもあり、しっかりとした飲みごたえが特徴です。
一方、鳥取県の大山周辺では、西日本最大級のブナの原生林が育んだ、
まろやかでほのかに甘みを感じる上質な軟水が楽しめます。
代表的な採水地 | 主な特徴・成分 | 硬度の目安 |
---|---|---|
六甲山系(兵庫県) | 花崗岩層をゆっくりと通過し、ミネラルが程よく溶け込んでいる。キリっとした味わいで、洋食やウイスキーの水割りにも合う。 | 中硬水 |
大山・奥大山(鳥取県) | ブナの原生林に蓄えられた雪解け水が源泉。甘みを感じるほどまろやかで、優しい口当たりが特徴。 | 軟水 |
4.4 東北・北海道地方の天然水の特徴
世界自然遺産に登録されている白神山地や、広大な手つかずの自然が残る北海道など、
冷涼な気候と豊かな森林がこの地域の水質を特徴づけています。
ブナの原生林が天然のダムとなり、ゆっくりと時間をかけて水を浄化するため、
不純物が極めて少ないピュアな水が多いのが魅力です。
硬度が非常に低い「超軟水」が多く、口に含むとすっと消えるような、クリアで優しい味わいが楽しめます。
素材の味を最大限に引き出すため、コーヒーやお茶の抽出、炊飯や出汁を使った料理に使うと、
その違いがはっきりと分かります。多くの銘柄が環境省選定 名水百選にも選ばれています。
代表的な採水地 | 主な特徴・成分 | 硬度の目安 |
---|---|---|
白神山地(青森県) | 世界自然遺産のブナ原生林が育んだ、非加熱殺菌でボトリングされることもあるピュアな水。粒子が細かく、体に浸透しやすいとされる。 | 超軟水 |
羊蹄山(北海道) | 「蝦夷富士」とも呼ばれる羊蹄山に降った雪や雨が、数十年かけて湧き出す。まろやかでほんのりとした甘みが特徴。 | 軟水 |
立山連峰(富山県) | 北アルプス立山連峰の万年雪が源泉。低温でゆっくりと地層に浸透するため、ミネラル分が程よく溶け込んだバランスの良い軟水。 | 軟水 |
5. ふるさと納税 水返礼品の注意点

ふるさと納税で水を選ぶ際、還元率やランキングだけに注目していると、思わぬ落とし穴にはまることがあります。
重くてかさばる水ならではの特性や、ふるさと納税制度そのものに関する注意点を事前に把握し、
後悔のない返礼品選びをしましょう。
5.1 配送時期と保管場所の確保
水の返礼品は、一度に大量に届くことがほとんどです。
申し込む前に、配送スケジュールと保管場所について必ず確認しておきましょう。
多くの返礼品は、申し込みから2週間~2ヶ月程度で一括配送されます。
特に年末の繁忙期には、配送が遅れる可能性も考慮に入れる必要があります。
返礼品詳細ページに「定期便」などの記載がない限り、
2Lペットボトルが12本(合計24kg)、500mlペットボトルが48本(合計24kg)といった量が一度に届くことを想定してください。
この大量の水を保管するためには、相応のスペースが必要です。
届いてから慌てないように、あらかじめクローゼットやパントリー、
床下収納などのスペースを確保しておきましょう。
また、ミネラルウォーターの品質を保つため、直射日光を避け、高温多湿にならない涼しい場所での保管が推奨されます。
5.2 重量による配送料の影響
ふるさと納税の寄付金額には、返礼品そのものの価格(調達費)だけでなく、送料や梱包費、
各種手数料なども含まれています。
水は他の返礼品と比較して非常に重く、容積も大きいため、配送コストが高くなる傾向にあります。
つまり、寄付金額に占める送料の割合が大きくなり、結果として実質的な還元率が押し下げられる要因となり得ます。
ポータルサイト上で「送料無料」と表示されていても、その費用は寄付者が支払う寄付金の中から賄われています。
この点を理解した上で、単純な市場価格との比較だけでなく、寄付金額と受け取れる水の総量(リットル単価)を
計算し、総合的なコストパフォーマンスを判断することが重要です。
5.3 ワンストップ特例制度の活用方法
ふるさと納税の税金控除を受けるためには、原則として確定申告が必要ですが、
「ワンストップ特例制度」を利用すれば、確定申告なしで手続きを完了できます。
ただし、利用には条件があり、手続きを忘れると控除が受けられないため注意が必要です。
ワンストップ特例制度を利用できるのは、以下の条件をすべて満たす方です。
項目 | 条件 |
---|---|
働き方 | 確定申告の必要がない給与所得者など(例:年末調整を行う会社員) |
寄付先 | 1年間の寄付先自治体が5つ以内 |
この制度を利用するには、寄付した自治体ごとに「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」
を提出する必要があります。
申請書は、寄付後に自治体から送られてくるか、ご自身でダウンロードして準備します。
提出期限は寄付した翌年の1月10日(必着)と定められており、期限を過ぎたり、申請を忘れたりした場合は、
ご自身で確定申告を行う必要がありますので、絶対に忘れないようにしましょう。
制度の詳細は、総務省の公式サイトでも確認できます。
5.4 返礼品の変更や在庫切れのリスク
還元率の高い人気の水返礼品は、多くの寄付者から注目を集めます。
そのため、申し込みが殺到して受付期間の途中で品切れになったり、
予告なく受付を終了したりするケースが少なくありません。
特に、年間の寄付上限額が確定し、駆け込み需要が増える年末(10月~12月)は注意が必要です。
また、自然災害や採水地の状況によっては、予定されていた返礼品の内容が変更されたり、
発送が大幅に遅延したりする可能性もゼロではありません。
お目当ての水がある場合は、在庫があるうちに、できるだけ早めに申し込むことをおすすめします。
申し込み前には、ふるさと納税ポータルサイトや自治体の公式サイトで、
最新の在庫状況や注意事項を必ず確認するようにしましょう。
6. 2025年の水返礼品トレンドと今後の展望

ふるさと納税の水返礼品市場は、還元率や量での競争から、新たな価値を提供するフェーズへと移行しつつあります。
2025年に向けて、寄付者の選択基準を大きく変える可能性のある3つの重要なトレンドが予測されています。
これからの水選びは、単にお得なだけでなく、ご自身のライフスタイルや価値観に合ったものを選ぶ時代
へと進化していくでしょう。
ここでは、その最新動向と今後の展望を詳しく解説します。
6.1 新規参入自治体の動向
ふるさと納税制度の浸透に伴い、これまであまり知られていなかった地域の名水を活用した
新規参入が相次ぐと予測されます。
水は生活必需品であり、地域の魅力をダイレクトに伝えられる返礼品であるため、多くの自治体にとって魅力的です。
特に、手つかずの自然が残る中山間地域の自治体が、その地域ならではのクリアな湧き水や伏流水を
返礼品として提供し始める動きが活発化するでしょう。
この動向は、私たち寄付者にとって大きなメリットをもたらします。
選択肢が広がることで、これまで出会えなかった新しい味わいの天然水を発見する楽しみが増えます。
また、新規参入自治体は、既存の人気返礼品との差別化を図るため、
独自のストーリーや特徴を強くアピールする傾向があります。
例えば、「〇〇山系のブナ原生林が育んだ軟水」「日本最後の清流の源流」といった、
その土地ならではの付加価値に注目してみるのも新しい選び方です。
6.2 環境配慮型パッケージの増加
SDGsへの関心の高まりを受け、社会全体で環境意識が向上しています。
この流れはふるさと納税の返礼品にも及んでおり、2025年には環境に配慮したパッケージがさらに主流になると
考えられます。
プラスチックごみの削減は世界的な課題であり、多くの採水メーカーや自治体がこの問題に積極的に取り組んでいます。
具体的には、以下のようなパッケージの採用が増加するでしょう。
- ラベルレスボトル: ペットボトルのラベルをなくすことで、プラスチック使用量を削減し、ゴミ分別の手間を省きます。
- 再生PET樹脂の使用: リサイクルされた素材をボトルに使用することで、新たな石油資源の使用を抑制します。
- 軽量ボトルの採用: ボトル自体のプラスチック使用量を減らし、輸送時のCO2排出量削減にも貢献します。
- バッグインボックス(BIB): 大容量の水を段ボール製の箱で提供する形式。ペットボトルごみを大幅に削減でき、備蓄水としても注目されています。
これらの返礼品を選ぶことは、寄付を通じて手軽に環境保全に貢献できるという新たな満足感に繋がります。
特にラベルレスボトルは、その利便性から多くのユーザーに支持されており、
今後さらに多くの自治体で採用が進むと見られます。
環境省もプラスチック資源循環の取り組みを推進しており、こうした動きは今後ますます加速するでしょう。
パッケージ種類 | 特徴 | 寄付者のメリット |
---|---|---|
ラベルレスボトル | ペットボトルのラベルを廃止したもの。 | ゴミ分別の手間が省ける。プラスチックごみ削減に貢献。 |
再生PETボトル | リサイクル素材から作られたペットボトル。 | 資源の有効活用に貢献できる満足感。 |
バッグインボックス | 段ボール箱にプラスチック製の内袋が入った容器。 | 省スペースで保管可能。ペットボトルごみを大幅に削減。備蓄に最適。 |
6.3 機能性ミネラルウォーターの登場
健康志向の高まりを背景に、「水分補給」以上の付加価値を持つ「機能性ミネラルウォーター」が返礼品として
存在感を増しています。
これは、特定のミネラル成分を豊富に含むことで、美容や健康維持への貢献が期待される天然水のことです。
毎日の習慣である水分補給を通じて、手軽にウェルネスを追求できる点が最大の魅力と言えるでしょう。
2025年にかけて、特に注目されるであろうミネラル成分と、その特徴は以下の通りです。
注目のミネラル成分 | 主な含有水源(地域例) | 期待される特徴・用途 |
---|---|---|
シリカ(ケイ素) | 霧島山系(宮崎県、鹿児島県)など | コラーゲンの生成をサポートするとされ、肌・髪・爪の健康を気遣う方におすすめ。 |
バナジウム | 富士山麓(山梨県、静岡県)など | 健康値が気になる方や、生活習慣を見直したい方から注目されているミネラル。 |
サルフェート | 阿蘇山系(熊本県)、欧州産の硬水など | 新陳代謝のサポートや、体内の老廃物排出を促す働きが期待され、デトックスに関心のある方に。 |
炭酸水素イオン | 九州地方の温泉水など | 体内のバランスを整え、疲労回復をサポートすると言われ、アクティブな毎日を送る方に。 |
これまでは漠然と「おいしい水」「有名な水」を選んでいた方も、
今後は「美容のためにシリカ水」「健康維持のためにバナジウム水」といったように、
ご自身の目的意識に沿って返礼品を選ぶことが可能になります。
還元率だけでなく、こうした機能性にも目を向けることで、ふるさと納税の満足度はさらに高まるはずです。
7. まとめ
この記事では、ふるさと納税で人気の水返礼品を還元率ランキングでご紹介しました。
霧島の天然水などが上位ですが、お得感は還元率だけでは決まりません。
本当に満足できる返礼品を選ぶためには、還元率に加え、水の品質や容量、ご自身の消費ペースに合ったパッケージを
見極めることが重要です。
本記事で解説した選び方のポイントや注意点を参考に、あなたに最適な一品を見つけて、
賢くふるさと納税を活用しましょう。
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